ROLLが上手い人は何をやっても上手い(ZEN)

Jeep Real Gamesにて、オリジナルのフルトリックムービーを披露してくれたパルクールアスリート/アーティスト・ZEN。その中で最初に取り入れていたトリック #01「ROLL」について、このトリックに取り組むすべてのプレーヤーに向けて彼自身が解説してくれる。

[ROLL]Parkour Trick Play #01 =ZEN=

パルクール トリック#01「ROLL(ロール)」解説


パルクールの中でも基礎中の基礎と言われるトリック「ROLL」。安全に着地して衝撃を受け流す、できる人こそシンプルにミスなくこなす。

Q1、トリック名

ROLL(ロール)

Q2、トリックをメイクする時(成功させる為)のポイント

パルクールのトリックの中でも、ROLLを始めとする着地の技術は一番最初に覚えるべきです。だからこそ重要でしっかりと身につけねばなりません。

ROLLの形は人によって形はさまざまなんですが、何より重要なのは着地の衝撃が自身の体(主に足・膝・腰など)に負担として“乗らない”よう、自分にとってのベストなポジションを見つけることですね。

この動画を見ていただくと、フルトリック(ページ最下部に埋め込みあり)の中でも地味に見えてしまうと思いますが、僕だってROLLがきちんとできているからランの流れを止めずに走り抜けられるんです。できればフルトリックの動画と合わせて見てもらうのが良いですね。

「ROLL」に入るトリックの最中に、すでに次のトリックと展開イメージ、距離感を捉えているZEN。
「ROLL」に入るトリックの最中に、すでに次のトリックと展開イメージ、距離感を捉えているZEN。

Q3、トリックの完成度を高めるポイント(スタイルの追求) ※このトリックを行う時のスタイルを出すポイント

受け身の技術なので、まずは衝撃をしっかり受け流せていることが大前提になります。それが次のトリックに結びつくリカバリーへと繋がり、同時に「次に何をやるのか」をきちんとイメージしてスムーズに流れを作っていかねばなりません。

僕は今回、このROLLに取り組んでいる最中から次の障害物への距離感と次のトリック(STRIDE)を頭の中に描いていました。これはどのトリックに挑むときも同じなんですが、常に次のシチュエーションと成功イメージを描きながら駆け抜けていくことが大事です。

それができるようになると、あえて途中に1トリック挟んでみたりと見る側の期待を裏切ったりと、自分なりのスタイルが出せるようになります。

パルクールの基本である「ROLL」をそつなくこなせるようになると、意外なトリックを差し込むなどオリジナリティを加えていけるようになる。
パルクールの基本である「ROLL」をそつなくこなせるようになると、意外なトリックを差し込むなどオリジナリティを加えていけるようになる。

Q4、注目して欲しいポイント(見どころ)

派手なトリックよりも、その人のスキルレベルが見えるのが基礎トリックです。上手い人 ── それはただ単にスキルレベルの高さだけでなく、パルクールの本質を理解しているという意味でですが、そういう人はROLLも上手いです。基礎中の基礎だからこそ、遊べる人はどこまでもROLLで遊べちゃいますね。

パルクールの醍醐味は、すべてのトリックがスタートからゴールまで一糸乱れず美しく紡がれていることで、その中に組み込まれるROLLのような基礎トリックも流れをかたどる重要な存在なんです。

だからこそ、着地の技術をしっかり身につけることを第一にして欲しいですね。もちろん安全第一で、です。

[Full Trick]Parkour =ZEN= Jeep Real Games