自然に見せられる余裕を持つことを目指そう(ZEN)
Jeep Real Gamesのアンバサダーとして、このアクションスポーツコンペティションを牽引するパルクールアスリート/アーティスト・ZEN。パルクール トリック#01「ROLL(ロール)」に続いての第2弾は「STRIDE(ストライド)」。ジャンプとランが織り混ざった基本技をどれだけ自然に見せられるか、そのポイントについてZEN本人が解説してくれた。
[STRIDE]Parkour Trick Play #02 =ZEN=
パルクール トリック#02「STRIDE(ストライド)」解説
Q1, トリック名
STRIDE(ストライド)
Q2, トリックをメイクする時(成功させる為)のポイント
ストライドは片脚で跳んでいく足運びの移動技術です。片脚で身体を跳ばしてランニングの要領で、次の片脚も同じように身体を跳ばします。
距離が伸びてくると走る延長で脚(歩幅)も広がっていくので、脚が負けないように着地の体制をうまく作ったり、片脚を鍛えたりすることがメイクするためのポイントになります。
Q3, トリックの完成度を高めるポイント(スタイルの追求) ※このトリックを行う時のスタイルを出すポイント
ストライドの上手い人は動きに無駄がなくて、まるで平坦な地面を走っているかのように見えます。それが例え高所であったとしても、です。着地時の幅が狭くても、リラックスして走って跳んでいるように見えるので、観る側も自然に眺めていられます。
自然に見せられる余裕を持つこと。そのためにはいろんな難所を経験して、自分の中のバリエーションを増やすことですね。トレーニングの際はあらゆる距離感・角度・材質をあえて選んで取り組んでみて欲しいです。
Q4, 注目して欲しいポイント(見どころ)
シチュエーションによってストライドのリズムを取るのが難しいこともあります。例えば今回の動画にも見られるように、高低差がついている場所だと角度を変えていかなければなりません。ここが実は難しくて、何の問題もなくスムーズに走っているように見せられる人は本当にレベルが高い証拠と言えます。あらゆる状況や環境に合わせて微妙に調整しつつ、自然なランに見せられているところに注目してもらえればと思います。